あなたは、商品を選ぶとき 自分で決めるタイプ？ それとも、すすめられたものを買うタイプ？
眼鏡屋なので、まずはメガネフレームの話から。
商品を仕入れるとき、自分で選んで仕入れたものと、 営業マンの 「おすすめ」 とか、「売れてます」 など、お任せ的に仕入れた商品 どちらの商品が売れると思う？
そう、あなたの予想は正しい。
自分で選んだ商品のほうが、売れる可能性が高い。
まー、外れることもしばしばあるけど、おおむね自分で選んだ商品のほうが、売れ行きがいい。
では、なぜ？
営業マンだって、ウソを言っているわけではないし、他で売れているのは確かなはずなのに・・・。
たぶん、こうだ。
自分で選んだ商品は、「記憶に残る」
自分で選んだ商品を「良くない」と思って仕入れるわけもなく、当然、「イイ」と思って、仕入れているので、お客様に、すすめる時にも、自然と自分で選んで仕入れた商品をすすめる。
逆にお客様、商品を買う立場の人は、自分で選べる人が、非常に少ない。 不思議に感じるかもしれないが、特に日本人にはその傾向が強いらしい。
ランキング大好きな日本人は、売れているものに人気が集中する傾向が顕著に表れる。 だから、自分で選んでいるつもりでも、無意識のうちに、大多数の趣向に影響されている。
ちょっと考えれば、思い当たる節はたくさんある。
自分が興味のあるもの、得意なもの、ウンチクを持っているジャンルに関しては、 自分の選択基準を持っていて、自分の感覚を最優先して選択しているはずだが、
さして興味のないものは、他人の意見、売れ筋、専門家のアドバイスに従っている。
そして、自分で選んだものには、愛着を感じる！
そう、他人に選んでもらったものには、愛着を感じないが、
自分で選んだものには、愛着を感じるのである。
自分で考え選んだものは、「記憶に残る」 のだ。
他人の意見も、大切にしつつ自分の選択基準をもとう！
あなたは、どう思う？
