20、30歳代に「スマホ老眼」

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20、30歳代なのに手元が見にくいといった老眼のような症状に悩む人が増えている。

スマートフォンなどが関係しているとみられ、「スマホ老眼」と呼ばれている。

新たな現代病という指摘もあり、眼の酷使に注意が必要だ。

 

「スマホ老眼」は、医学的には「調節緊張」と呼ばれる症状。

近くを見続けるなどした結果、筋肉が凝って、ピント調整ができなくなる。

老眼ではなく、症状は一時的なことが多いが、重篤化すると、ピントが固定されたままになることがある。

パソコンでも同様の症状は起こるが、スマホの場合、短い距離で、小さな画面内の文字を凝視するため、よりなりやすい。

 

スマホ老眼を解消する、4つのワザ

 

1)、目を閉じる・遠くを見る

スマホに集中すると、ピントを合わせる毛様体筋が硬くなります。長く使うときは1時間に1回は目を閉じるか、遠くを見て毛様体筋の緊張を解きましょう。できるだけ遠くの景色を見るのがいいのですが、とにかくスマホの画面から視線を外すようにしてください。

 

2)、目のまわりを温める

目は毛様体筋など複数の筋肉によって動きます。これをまとめて休めるには、蒸気を当てるのが効果的。まぶたに蒸しタオルやホットアイマスクを乗せると、温かい蒸気で目のまわりの血行が良くなり、筋肉がほぐれます。お風呂や寝る前に、一日の疲れを取るようにやってみて。

 

3)、ビタミンB12配合の目薬をさす

ビタミンB12配合の目薬は、毛様体筋の働きを活発にし、ピント調整機能を取り戻してくれます。

ただし、目の充血をとる「血管収縮剤」入りのものは避けよう。充血は目の病気のサインなので。

 

4)、次世代サポートレンズで予防・改善

優れたサポートレンズが、眼の緊張を緩和してくれます。日常的に眼の緊張をサポートしてくれるので、予防・改善効果が期待できます。

備えあれば憂いなし。

 

 

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